百万年の船

はじめは宇宙人とのファーストコンタクトについて私の理科の知識を総動員して超真面目に空想しています。その後、空想の幅が広がりました。

2022-01-01から1年間の記事一覧

般若心経/哲学と宗教の間 後編

般若心経は短いお経です。もう少しご辛抱ください。 無無明 (むむみょう ) 亦無無明尽 (やくむむみょうじん ) (空の中には)無明は無く、無明が尽きることも無い 乃至無老死 (ないしむろうし ) 亦無老死尽 (やくむろうしじん ) (空の中には)老死は無く、…

般若心経/哲学と宗教の間 前編

四国のお遍路に行ってきました。遍路は各札所の本堂と大師堂でそれぞれ般若心経を読みます。私も声を出して読みましたが、読むからには何が書いてあるのか知りたいと思って少し勉強してみました。 まず、このお経には神様・仏様は出てきません。天国・地獄な…

第5回 彼らはどうして地球へ。そしてエピローグ

庭いじりの最中に降ってきた妄想の話もそろそろ終わりです。 当初は積極的に地球人と接触していたマルコ人は次第に慎重になり、ついには地球を去った。彼らは来訪の目的を語ることはなかったのであるが、筋立てを無視して説明することにしよう。 物体は光の…

第4回 ファーストコンタクト 後編

庭いじりの間に降ってきた妄想はまだまだ続きます。 宇宙人=マルコ人は積極的に地球人との交流を開始した。彼らはコンピューターのハッキングを通じて地球の事情をかなり理解していた。彼らの提案は主に2つあった。 マルコ人の貢献1,原発事故処理 マルコ…

第3回 ファーストコンタクト 前編

地球の周回軌道に乗った岩の船は人工衛星を次々に吸収し、地球のコンピューターをハッキングして1年かけて言語などの情報を吸収し、ついに宇宙ステーション(ISS)を吸収して地球人とのコンタクトを開始した。この時点でマルコ人(宇宙人)は英語を使うことが…

第2回 群生型生物

庭いじりをしていたら降ってきた妄想はまだまだ続きます。 ある日、巨大な宇宙船が地球を周回する軌道に乗った。地球人の前に現れた宇宙人は地球の生物とはかなり違っているので、これを理解しないと彼らと地球人の間で起こったドタバタ劇もわかりにくくなる…

第1回 岩の船の接近

庭の草取りや木々の剪定をしていると手は動いていても頭は比較的暇です。そんな時いろいろなアイデアや夢想が湧いてきます。突然ですが地球外生命体とのファーストコンタクトの可能性について考えてみたいと思います。なぜならアイデアが降ってきてしまった…